現在、Webデザイナーは時間と場所を選ばないことから社会人の方でも目指す人が増えてきています。
しかし、Webデザイナーを目指すとき社会人でも学べるWebデザインスクールがあるのか気になるところではないでしょうか。
このような疑問にお答えします。
社会人がWebデザインスクールで身につけるべきなのは現場でちゃんと使えるスキルです。
社会人は時間がない中でWebデザインを学ばないといけません。
そのため、最短でなおかつ、即戦力になれる力を身につけることが重要。
そこで今回の記事では身につけるべきスキルとWebデザインスクールを選ぶ基準などについて解説します。
現在、社会人でWebデザインスクールをどこにしようか悩んでいる方は参考にしてください。
- Webデザインスクールで身に着けるべきスキル
- スクールを選ぶときの基準
- 社会人におすすめのWebデザインスクール
社会人がWebデザインスクールで身に着けるべきスキル6選
社会人がWebデザインスクールで身につけるべきスキルは1つではありません。
Webデザインは様々なスキルが合わさって製作されています。
- Webデザインの基本知識
- Photoshop ※デザインソフト
- Illustrator ※デザインソフト
- HTML/CSS ※構築言語
- JavaScript/jQuery ※プログラミング
- レスポンシブサイト ※HTML/CSS応用
これらのスキルが合わさって Webデザインが作られています。
つまり、身につけるべきスキルもこのぐらい必要ということです。
それぞれのスキルについて詳しく解説します。
スキル①Webデザインの知識
Webデザインに必要なスキルとしてデザインの知識が必要です。
デザインの基礎的知識といっても多岐にわたり、色の知識や形の知識もないといけません。
また、デザインが人に与える印象も知らなければいけない。
通常のデザインとWebデザインの違いは利用者がいることです。
Webデザインは単純にデザインをするだけではなく、閲覧者に行動を促すことが目的です。
そのため、デザインや行動心理などを学ばないといけません。
Webデザイナーにはこのような基礎的なWebデザインの知識が必要です。
スキル②HTML/CSS
Web デザイナーには、HTML や CSSの技術が必要です。
HTMLとはパソコンの画面上で見られるようにプログラムを打ち込むこと。
CSSは色をつけたり、装飾をしたりする技術です。
この2つの技術を使ってデザインをインターネット上で見えるようにする必要がある。
HTMLなどは主にサイトのバナーやレイアウトを整わせるために行います。
Web デザイナーには単純にデザインをする技術だけではなく、プログラムを打ち込むに技術も必要となります。
スキル③Photoshop(フォトショップ)
PhotoshopはWebデザインに必要な基礎的なスキルです。
サイトで使用する画像などはそのままではデザイン性がありません。
画像を加工したりしてWebサイトとして見栄えを良くします。
その画像を加工する際に使用するソフトがPhotoshop 。
PhotoshopはWebデザイナーとして使用する場面も多くあり、必須のスキルとなります。
スキル④Illustrator(イラストレーター)
Illustratorはイラストを描くことやロゴを作るために使用します。
illustratorで作ったロゴはPhotoshopで加工した画像などにいれてデザインをつくる。
また、バナーなどの作成の時はillustratorのみでデザインを完成させる場合もあります。
illustratorはPhotoshopと並んでWebデザイナーにとって必須のスキル。
Webデザインスクールに通う際は必ず身につけておくべき技術となるでしょう。
スキル⑤JavaScript/jQuery
スクールに通う際に身につけておいた方がいいスキルはJavaScriptやjQueryです。
HTML や CSS はデザインをかたちにするだけで動きがありません。
そのため、アニメーションなどの動きを付けたい時は、JavaScriptやjQueryの技術が必要。
JavaScriptよりもjQueryの方が技術を身につけるのは容易なため、先にjQuery勉強をしてもいいでしょう。
Webデザインではデザインだけでなく、アニメーションの動きをつけるJavaScriptやjQueryも学ぶことがあります。。
スキル⑥レスポンシブサイト
Webデザインスクールで学んだ方がいいスキルはレスポンジシブスキルです。
レスポンシブスキルとはスマホでも見られるようにデザインすること。
現在は閲覧する機器がパソコンよりもスマホやタブレットが増えています。
そのため、パソコン仕様のままのデザインだとスマホだと見にくくなってしまいます。
Webサイトがスマホで見た時にデザインが崩れないようにする必要がある。
そのスキルがレスポンシブデザインスキルとなります。
今はほとんどがスマホユーザーのためレスポンシブスキルがないとWeb デザイナーとしての需要も厳しいです。
今後Webデザイナーとして活躍するならレスポンシブスキルは身につけてお た方がいいでしょう。
社会人向けのWebデザインスクールを選ぶ際のポイント3選
社会人向けの Webデザインスクールを選ぶ際のポイントを紹介します。
- ①スクール自体のWebサイトのクオリティは高いか
- ②Webデザインのスキルが学べるか
- ③就職支援があるか
それぞれ詳しく解説をします。
ポイント①スクール自体のWebサイトのクオリティは高いか
Webデザインスクールを選ぶときはスクール自体のサイトの質を見ておくといいでしょう。
Webデザインを教えているからこそ、スクールのサイトにもそのクオリティが現れてきます。
自分たちのWebデザインのクオリティをあげられないようでは、高いレベルのスキルを教えることは難しい。
そのため、Webデザインスクールのサイトを閲覧して見た目が綺麗なのか、サイトの質そのものが高いかを見なければなりません。
質が良くないWebデザインスクールはサイトのデザインが悪かったり、伝え方が不十分だったりする場合が多いです。
気になっている Webデザインスクールのサイトはちゃんと見ておくといいでしょう。
ポイント②Webデザインのスキルが学べるか
社会人向けの Webデザインスクールを選ぶ時にWebデザインスキルがしっかりと学べるか見ておくといいでしょう。
Webデザインスクールの中にはデザインを学べると謳っておいてプログラミングを教えているところもあります。
例で言うとHTMLやCSSなどは学べてもカリキュラムにWebデザインに必要なPhotoshopやIllustratorなどの技術は入っていない場合がある。
Web デザイナーとして重要なのはPhotoshopなどのデザイン知識です。
プログラミングの技術はプラスアルファで身につけるスキル。
Webデザインスクールを見るときは、Webデザインがちゃんと学べるのか確認しておきましょう。
ポイント③就職支援があるか
社会人向けの Webデザインスクールを選ぶ時に就職支援があるのかどうか見ておくといいです。
Webデザインスクールに通うことが目的ではなく就職することが目的です。
そのため、 Webデザインのスキルを身につけても就職できないと意味がありません。
Webデザインスクールの中にはスキルだけ教えて就職活動は自分でやってくださいというところも残念ながらあります。
Web デザイナーとして就職するにはスクールのパイプが重要。
そのため、スクールの就職支援がないということは転職できる可能性も少なくなるということ。
Webデザインスクールを選ぶ時は就職支援があるのかどうかを確認しておきましょう。
【通学型】社会人におすすめのWebデザインスクール3選!
社会人のおすすめのウェブデザインスクール3選を紹介します。
- デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
- ヒューマンアカデミー
- インターネット・アカデミー
それぞれ詳しく解説をします。
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG|卒業生9万人以上の実績
- 現場で通用するスキルが学べる
- 9万人以上の卒業生
- 初心者でも安心のサポート
デジタルハリウッドは色々なコンテンツを作っている会社の株式会社LIGとデジタルハリウッドが共同して運営している Webデザインスクールです。
LIGが監修している講座と現役で働いている方から授業を受けられるのが最大の特徴。
スクールに作られているコワーキングスペースはいつでも使えて料金がかかりません。
そして、作業に使う道具やファッションやカメラ、デザインの書籍も多数利用できます。
サポートがとにかく充実しており、プラスして、転職が成功すると20万円ほど、戻ってくるキャンペーンも行っています。
Webデザイン関連の仕事に転職する気持ちが強い方はデジタルハリウッドがおすすめです。
ヒューマンアカデミー Webデザイン講座|受講前〜就職後のサポートで就職率90.9%!
- 就職率が90%の実績
- 受講料の20%が教育訓練給付金制度で給付
- 全国で総合的なWebデザインが学べる
ヒューマンアカデミーは全国で展開しているWebデザインが学べるスクールです。
卒業生などの就職内定率は90.7%と高い数字を誇ります。
また、そのほかの特典として、教育給付金制度がある。
教育給付金制度は国から専門的なスキルを身につけるためにお金が補助される制度です。
ヒューマンアカデミーに関しては、受講料の20%ほどが戻ってくるコースがあります。
Webデザインを学びたいけど、受講料が厳しい方は教育給付金制度を利用してみるといいでしょう。
ヒューマンアカデミーにほかの特典はママ割りやペア割など一定の条件を満たしていれば、利用できる特典が多いです。
なるべく受講料を安く済ませたい方はヒューマンアカデミーがおすすめです。
インターネット・アカデミー||6種類のプランから選択可能
- 運営会社が制作会社のWebデザインスクール
- Web技術の最先端の「W3C」加盟
- 世界のITとつながっており、グローバルに通用する内容
インターネットアカデミーはネット業界で世界でも最高の団体の「W3C」に加盟しているスクール。
運営元が気象庁や東京大学など名のなるところに制作している実績があります。
プラスして、Web関連の人材サービスのWEBSTAFFと一緒に運営しているため、現場で通用するスキルを学ぶことができます。また、WEBSTAFFを通じて求人を紹介してもらうことも可能。
インターネットアカデミーは実績と現場にコネクションがあるので就職などにも有利でしょう。
【オンライン型】社会人におすすめのWebデザインスクール4選!
オンライン型の社会人におすすめのWebデザインスクール4選を紹介します。
- CodeCamp
- SHElikes
- TechAcademy
- DMM WEBCAMP
それぞれの特徴を詳しく解説します。
CodeCamp|現役講師がマンツーマン指導
- 満足度97.1%!手厚いマンツーマン指導
- 毎日7:00〜23:00まで年中無休
- 200名の現役プロ講師から選び放題
CodeCampは200名以上の現役講師が対面で指導をしてくれるのが特徴のスクールです。
また、これまでの受講者は5万人を超えているため、実績も申し分ありません。
また、CodeCampのレッスンは満足度も97%で評判も高く、初心者の方からも信頼がある。
また、CodeCampの指導を導入している企業は300社以上あります。
対応時間も7:00~23:00までと幅広いため、時間に余裕がない方でも安心して受講することができます。
日本デザインスクール|45日間でプロレベルへ
- ロジックに沿ったデザイン力を鍛える
- 最低5つ以上の作品を制作
- 1,700名以上の卒業生を輩出
日本デザインスクールは45日間でプロ顔負けのスキルを習得、理想の働き方を叶える事を目標に掲げるスクールです。1,000名以上の卒業生輩出実績があり、未経験からWeb制作会社への転職成功や副業として活動するなど卒業生の活躍は多岐に渡ります。
スクールでは「センス不要」を掲げており、未経験者でもロジックに沿ってデザインを考えることを通して、本質的なデザイン力を養うことができます。
講座の受講期間中に最低5つ以上の作品制作が可能であり、転職活動に十分なポートフォリオ制作ができます。
完全オンラインでの開催となるため、場所を選ぶことなく受講することができるのも嬉しいポイントです。
SHElikes|女性専用スクール
- 月1回のコーチングや毎日行う勉強会で仲間も見つかる
- 女性のみで制限なく学べるスクール
- 卒業制作などで合格した人はSHElikesから案件を紹介
SHElikesはWebデザインだけではなく、ライティングや動画編集、マーケティングなど幅広い分野で学ぶことができます。
プランによっては学び放題。
SHElikesは受講スタイルもオンラインだけではなく、東京や大阪、名古屋に教室があるため、近くにお住いの方は通うこともできます。
複数の生徒と一緒に学べる月一のコーチング、一緒に作業をするもくもく会も定期的に開催されています。
他の受講生と学ぶことで、モチベーションアップや切磋琢磨してスキルを磨くことが可能。
また、SHElikesなら、横のつながりができやすいため、卒業して就職した後でも情報の交換などができます。
女性専用のWebデザインスクールで横のつながりが欲しい方はSHElikesがおすすめです。
TechAcademy|現役Webデザイナーが学習をフォロー
- 受講者数No.1の実績
- 充実のサポート&現場で通用するスキルの習得
- 卒業後は実際の案件に挑戦
TechAcademyは現役のWebデザイナーが指導をしてくれます。
そのため、Webデザインに関して質の高い講義を受けることができます。
その中でもWebデザインコースは受講中に数個のWebサイトを制作するなど実践的な内容となっています。
TechAcademy自体が作りながら覚えていくスタイルのため、早い速度でスキルを身につけることができるでしょう。
また、受講のコースも複数あり、初心者からオリジナルのWebサイトを作成できるスキルを身につけることができるコースや副業に特化したコースもあります。
TechAcademyの副業に特化したコースではWebデザインの基礎的なスキルと実際に案件を獲得するカリキュラムもあります。
それぞれの目指す場所場所に合わせて、コースを選択できるのがTechAcademyの特徴です。
DMM WEBCAMP|毎日できるチャットサポート
- 週に2回のマンツーマンメンタリング
- デザインの原則・構成・設計から学べる
- オリジナルWebサービスが開発できる
DMM WEBCAMPはWebデザインの基礎的なスキルにプラスしてデザインの構造や設計、規則など、デザインをするうえで重要なポイントを学ぶことができます。
また、これらのスキルを実践形式でスキルを身につけることが可能。
DMM WEBCAMPは疑問点などがあれば、毎日、チャットで質問することができます。
そのため、疑問点などを解消しながら進めることができます。
受講内容もカナダで開発されているICEにもとにした独自の受講内容となっているため、未経験でも無理なく続けることができる内容。
常にサポートを受けて、解決をしながら進めたい方はDMMWEBCAMPがおすすめです。
【まとめ】社会人向けおすすめWebデザインスクール8校!
これまで社会人に向けのおすすめのWebデザインスクールを紹介しました。
Webデザインスクールはスクール自体の質で身につけることができるスキルレベルが決まってしまいます。
そのため、どこのWebデザインスクールを選ぶのかが重要。
Webデザインスクールは受講料も安くないため、スクール選びは慎重になったほうがいいでしょう。
いいWebデザインスクールを選ぶにはスクールを選ぶ基準を知ることと、特徴を事前にリサーチすることです。
この記事で紹介したスクールを選ぶ基準とスクールの特徴を見て、自分に合ったスクールを選ぶことをおすすめします。