ネットワークエンジニアは高年収というイメージから、目指している人は多いでしょう。
しかしネットワークエンジニアは『きつい』『やめとけ』など否定的な意見も目立つため、転職を躊躇う意見もまた多いようです。


ネットワークエンジニアの仕事は、人によっては負担が大きいため続けることが困難なのは確かです。
しかし相性のいい人であれば、最小限のストレスで仕事を続けることができ、さらにどんどん昇給することも可能なのです。
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- ネットワークエンジニアがやめとけと言われている理由
- ネットワークエンジニアに向いている人・向いていない人の特徴
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今回の記事を読むことで、ネットワークエンジニアの実態が分かるだけでなく、もし自分が転職したら続けることができる仕事なのかまではっきりします。
記事の後半には、クリーンな企業に転職するために利用すべき転職エージェントも紹介。 ネットワークエンジニアとして無理なく稼いでいくために必見の内容です。ぜひ最後までご覧ください。
ネットワークエンジニアはやめとけと言われる理由
ネットワークエンジニアはやめとけと言われるのには、複数の要因があります。
以下の7点が主な要因となっているようです。
- トラブル対応に追われ突発的な仕事が多い
- 輪番制に慣れず精神や体調に異常をきたすことがある
- 立てようのない目標設定を求められる
- ポジションによっては汎用的なスキルが身に付かない
- エンジニアになりたては年収が低い
- 資格取得の難易度が高く勉強が大変
- 実務だけこなしていても給与は上がらない
では1つずつ、具体的に説明していきます。
トラブル対応に追われ突発的な仕事が多い
ネットワークエンジニアの仕事をしていると、勤務時間外にも関わらずトラブルの対応という名目で、出勤を求められることが珍しくありません。
休日や夜間でも呼び出しをされるため、旅行などの予定が立てづらいと感じる人も多いです。
深夜帯の出勤に関しては、公共交通機関が停止していることが考えられます。そのため勤務先が徒歩圏内の人や車出勤をしている人は、特に白羽の矢が立ちやすいでしょう。
突発的に呼び出されることを常に意識していると、プライベートな時間を満喫できずストレスに感じる点が、やめとけと言われる大きな要因となっているようです。
体験談

トラブルが起きればすぐにクライアント先へ駆けつけなければいけない点が、ネットワークエンジニアのつらいところです。ネットワークはインフラでもあるため、トラブル対応は最優先事項です。
トラブルは休日や深夜など時間に関係なく発生します。24時間いつ呼び出しがあるか分からないため、他の仕事をしていても気が休まりません。業務が終わって帰り支度をしている最中に呼び出されたときは、思わずため息が漏れてしまいました。もちろん、帰宅後や深夜に呼び出されたことも何度もあります。
またトラブル対応が始まると、終わるまで帰れないのもつらいです。本来18時頃に終了予定だった作業にトラブルが発生し、結局帰れたのは翌日の午後だったということもありました。
輪番制に慣れず精神や体調に異常をきたすことがある
ネットワークエンジニアの仕事は輪番制(りんばんせい)のことが多く、慣れない人は精神を病んだり体調を崩したりしやすいでしょう。
輪番制とは、簡単に言うと所属するメンバーで昼勤務と夜勤務を決め、定期的に入れ替えるような制度です。現場によって入れ替えるサイクルや勤務時間帯の割り振りは異なります。
日中に勤務する日が続いたかと思うと、数日後には夕方から深夜、深夜から早朝まで働く日が続くこともあります。
ですので生活のリズムを勤務時間に合わせて調整しなければなりません。生活リズムを変えるのが難しい人はストレスを感じやすく、精神や体調の異常をきたすことが考えられます。
輪番制は自分には合わないと思った人は、日中の勤務で固定されている求人の中で、ネットワークエンジニアの転職先を探す必要があります。
体験談

日勤2回と夜勤1回、休み2日というリズムで働いています。業務に支障をきたさないためにもしっかり睡眠時間を取ることを心がけていますが、特に夜勤明けは外が明るくてよく眠れないときもあります。
体調管理に注意していても、不規則な生活リズムのために体調を崩す同僚は多いです。また食事を取るタイミングがバラバラなためか、入社前より太ってしまいました。同期の女性の中には生理不順になってしまったことを理由に、退職した人もいます。お盆や正月を含む24時間365日、シフト勤務が続くため家族や友人と時間を合わせにくいのもつらいところです。
立てようのない目標設定を求められる
自身の能力を向上させるために目標の設定は大切。ですが職場によっては達成の難しい目標設定を求められることがあります。
企業によっては日々の業務に対する目標だけでなく、資格取得の目標まで求められることがあるかもしれません。
就業者にとって目標設定が負担なのは、上司に達成度を管理され、評価の基準にされることがあるためです。
実質ノルマのようなものとなるため、数字に追われるのがいやという人にとっては、ネットワークエンジニアの仕事は続けづらいです。
体験談

ネットワークエンジニアをしていてつらかったことの一つに、毎年や半期ごとの目標設定がありました。そもそもネットワークエンジニアは定量的に評価しにくい仕事です。営業職などのように売上前期比○%といった比較対象がないため、何を目標として設定するべきか毎回頭を悩ませていました。トラブルを起こさせない、発生してもできる限り早く収束させるといった内容は日常業務として当然のことのため、目標にはなりません。
結果的に無理やり設定した目標に対して、期末には上司から評価が下されることになります。その評価が翌期以降の給与や賞与に影響することも納得がいかず、つらいと感じるポイントでした。
ポジションによっては汎用的なスキルが身に付かない
担当する業務のポジションによっては、汎用的なスキルが身につかず苦労することが多くなるかもしれません。
たとえば会社独自のツールを使った業務。ツールの扱い方に関しては、どんどんスキルアップしていくでしょう。しかし別の業務を任せられたとき、また1から学ぶ必要性があります。
そのため昇給につながらなかったり、転職をするときにアピールできるスキルが少なかったりします。
ネットワークエンジニアになるときは、ポジションによっては汎用的なスキルを身に付けることができない点に注意しましょう。
体験談

以前の職場ではネットワークの監視のために独自ツールを使用していました。何年か同じポジションを担当していたためツールの使用方法はかなり網羅しており、社内ではかなり頼りにされていたと思います。
しかし、ある時、異動や転職などで環境が変われば新しいツールの使い方を一から学ばなければいけないのだと考えて不安になりました。ネットワークエンジニアは引く手あまたで転職しやすいと漠然と考えていましたが、自分のスキルに汎用性がないためアピールできることが少ないと気づいたのはショックが大きかったです。
業務をこなしているだけでは汎用性あるスキルが身につかないと分かり、それ以降は資格取得などを通してアピールできるスキルを得ることを意識しました。
エンジニアになりたては年収が低い
駆け出しのネットワークエンジニアは、できることが少ないため年収が低い傾向があります。
ネットワークエンジニアは稼げると思っている人がいますが、それは半分間違い。
資格取得などで年収アップの条件を満たすまでは、2~3年ほどかかることも珍しくありません。
なのでネットワークエンジニアになることで、いきなり高年収を獲得できると期待している人は、それ相応の努力を要することを理解しておく必要があります。
体験談

ネットワークエンジニアは高年収というイメージがあるかもしれませんが、それは資格を持っていたり、経験を積んで構築や設計のフェーズにステップアップしたりした場合に限ります。初めに任されることが多い保守や運用監視のポジションは、何年働いていてもなかなか給料は上がらないのが一般的です。
給料が上がらないのは、あらかじめクライアント側で年間の予算が決まっていることが理由です。また、仕事の性質上、一生懸命働いていても会社にアピールできるような目立った実績を上げづらいという理由もあります。
このように事情があるのは分かっていても、毎日頑張っているのに会社に認められていないようでつらいと思ってしまいます。
資格取得の難易度が高く勉強が大変
ネットワークエンジニアに関する資格は取得難易度の高いものが多く、勉強が大変だと感じている人は多いです。
高度なITの知識を求められる『ネットワークスペシャリスト』の資格の場合、業務時間外で長時間学習をしておかないと合格は困難。
さらに合格できなければ、受験費用は自己負担となるケースがほとんど。学習教材などを含めると、5万円ほどの出費になる可能性があります。
現在の年収に満足しているから資格取得に興味がない人もいるでしょう。しかし会社から半強制的に資格取得を促されることもあるため無関係とは言えません。
資格取得のために時間外で学習もしなければならないため、ネットワークエンジニアは大変と言われています。
体験談

会社から奨励されていくつかの資格を取りましたが、仕事をしながら勉強するのは本当につらいです。資格取得は任意といいつつ、実際は強制のようなところがあったため必死でした。
ネットワークエンジニアにすすめられる資格は難しいものが多く、半年から1年ほどかけてコツコツと勉強しなければ合格できないものもあります。そうはいっても平日は仕事で疲れているため、なかなか集中できません。結局、プライベートの時間を削って休日に勉強することになりました。
資格取得には会社内でキャリアアップできたり、転職に有利になったりとよい面もあります。一方で、せっかくの休日に休みたいという気持ちを抑えながら、勉強を続けるのはつらいものがありました。
実務だけこなしていても給与は上がらない
ネットワークエンジニアは、与えられた業務だけこなしていても、なかなか給与が上がりません。
前述したとおり、就職したばかりのころは同じ業務の繰り返し。
実績が目に見えるかたちで現れづらいことが多く評価されないため、昇給につながりづらいのです。
また資格を持っているなどアピールポイントがないと、新しい業務を任せてもらえない可能性もあります。するとより昇給は遅れることになるでしょう。
以上のことから、ミスを犯すことなく真面目に実務をこなしていたとしても、ネットワークエンジニアの給与は横ばいとなりやすいです。
体験談

特にネットワークエンジニアになったばかりのときは、実務をしっかりとこなしていても目に見える実績を上げることはできません。結果、給料も上がらないのがつらいところです。
淡々と日々の業務をしているだけでは給料はほとんど変わらないため、年収を上げたいのであれば資格取得など、何かしら会社にアピールできるスキルを身につける必要があります。
正直に言ってあまり勉強は好きではない上、担当している仕事自体は気に入っていたため、給料アップのために無理に勉強しなければいけないことがつらかったです。毎日真面目に実務をこなし、経験を積んでいることをもっと評価してほしいと思うこともありました。
ネットワークエンジニアはやめとけと反対の意見をご紹介
ネットワークエンジニアはやめとけという意見が目立つ一方、実は推奨する声も多いです。
そこで次は、ネットワークエンジニアを肯定する意見5点を紹介します。
- 未経験から転職しやすい
- 夜間のシフトは通勤ラッシュを避けられる
- 資格を取得すれば給料が上がりやすい
- 仕事に慣れてしまえば同じ作業なので楽
- DX化に伴い需要は増していく
それぞれ詳しく解説していきます。
未経験から転職しやすい
ネットワークエンジニアは、意外にも未経験から転職がしやすい職業と言われています。
理由としては、マニュアルを覚えることで専門的なスキルがなくてもできる業務があるためです。
未経験者が最初に携わることが多いネットワークの運用監視はその筆頭。マニュアル通りに作業することで、基本的には初心者でも作業に携わることができます。
ですのでスキルや知識のない未経験者でも、ネットワークエンジニアに転職することは不可能ではありません。
夜間のシフトは通勤ラッシュを避けられる
夜間の勤務は不規則になりがちな一方、通勤ラッシュを避けることができ、時間に余裕が持てるなどメリットもあります。
夜間は車道が混みづらい分、自動車で出勤をする人は外出する時間に余裕が持てるでしょう。
コロナウィルスの関係で人ごみを避けたい人にとっても、夜間勤務にはメリットを感じると思います。
また夏場の日中には暑さが難敵となるため、比較的涼しい時間の出勤はありがたいはず。
以上のことからネットワークエンジニアに付き物の夜間シフトは、悪い事ばかりではないと言えます。
資格を取得すれば給料が上がりやすい
ネットワークエンジニアは昇給が難しいと前述しましたが、資格を取得することで手っ取り早く給与を上げることができます。
会社が資格取得への取り組み自体を、給与アップの査定基準にしていることも珍しくありません。
資格を取得することで、新しい業務を任せてもらえる機会も増えるでしょう。
新しい業務で学んだ知識で、さらに別の資格を取得するというサイクルができれば、どんどん給与はアップしていきます。
地道に努力できる人にとっては、20代や30代のうちから年収1,000万円に到達することも夢ではありません。
つまりネットワークエンジニアは資格取得をすることで給与をどんどん上げることができるのです。
仕事に慣れてしまえば同じ作業なので楽
初めは覚えることが多く難しいイメージのあるネットワークエンジニア。
ですがある程度業務をこなして慣れてしまえば、同じ作業の繰り返しのため楽に感じてくるはずです。
基本的に資格取得の学習は業務時間外に行うことになります。しかし日々の作業が激務だと、帰宅後に学習する意欲は湧きにくいもの。
ですのでネットワークエンジニアの仕事に慣れてきたころは、年収アップのために資格取得の学習を始める絶好のタイミングとも言えるでしょう。
DX化に伴い需要は増していく
ネットワークエンジニアの需要は、社会のDX化に伴ってどんどん増していくと予想されています。
DXとは、デジタルトランスフォーメーションの略。簡単に言うと、デジタルツールの普及によって、生活のレベルを向上させる改革のことを指します。
生活だけでなくビジネスのありかたも良い方向に変えることが期待されており、トレンドとなっているDX化。
そのため生産性の向上につなげるべく、積極的に取り入れる企業が増えていきます。
ネットワークエンジニアはその中枢をなす人材として注目されているため、今後はより需要が増していくでしょう。
長くネットワークエンジニアとして活躍するために求められること
需要が増し続けるネットワークエンジニアの仕事ですが、長く活躍し続けるためにはいくつかのポイントを意識しましょう。どれだけスキルがあっても、これから紹介する3つのポイントが一つでも欠けていたら活躍は困難です。
- クラウドエンジニアとしてのスキル
- 資格の取得および知識のアップデート
- スキルの適切な活かし方やコミュニケーションのとり方
①クラウドエンジニアとしてのスキル
近年は、クラウド型を採用する企業やサービスが増加しています。そのため、クラウドエンジニアとしてのスキルも求められています。クラウドエンジニアは、ネットワークエンジニアの仕事の一部分という認識で、インフラ設計やクラウド環境の構築を行います。
②資格の取得および知識のアップデート
基本的なスキルを所持していても、IT機器や技術は目まぐるしい速さで進化し続けています。そのため、常にアンテナを張り巡らせて情報のアップデートを行うことが大切です。
実務経験者の場合は、会社から取得指示が出て既にいくつか資格を持っているということもあるでしょう。しかし、未経験者や資格を把握していない方もいるため、参考までに下記に代表的な資格を表記しておきます。
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
- ネットワークスペシャリスト試験
- 情報処理安全確保支援士LinuC
- CCNA
- CCNP
- LPIC
- CCTオラクルマスター
- CompTIA Network+
- JNCIA-DevOps
③スキルの適切な活かし方やコミュニケーションのとり方
資格の取得やスキルアップは、大切なポイントです。 しかし、いくら資格やスキルを書面上で多く持っていたとしても、実践で活かせなければ意味がありません。
実務でスキルを活かしていくためには、論理的な思考はもちろん、仲間とのコミュニケーションも欠かせません。自分が持っているスキルをひけらかすだけでは、ひんしゅくを買うだけで、仲間や企業にとって役立ちません。
しかし、仲間が困っていることを確認し自分の持っている知識を提供したり、会社の方向性に合わせて自分が持つ経験から意見を述べたりすることで、自分のスキルを存分に発揮することができます。
ネットワークエンジニアに向いている人の特徴
「やめとけ」と言われることもあるネットワークエンジニアですが、人によっては働きやすい環境だと感じることもあります。
ではどんな人がネットワークエンジニアに向いているのか、その特徴をあげました。
- こつこつ努力を続けられる人
- 突発的な業務にもストレスなく対応できる人
ネットワークエンジニアが昇給をするためには、資格取得がほぼ必須です。学生のテストとは比べものにならない膨大な範囲から、試験の問題は作られます。そのため毎日少しずつ学習を続けることが重要です。こつこつと努力を続けることができる人は、無理なく学習を進めることができ、負担を感じにくいでしょう。
またネットワークエンジニアになったばかりだと、変化の少ない作業ばかり担当することになります。こつこつと努力できる人はこういった作業に対する忍耐力も強い人が多いです。そして突発的な呼び出しを受けて苦痛が少ない人も、ネットワークエンジニアの仕事は続けやすいでしょう。
さらに詳しく解説していきます。
こつこつ努力を続けられる人
ネットワークエンジニアは障害の発生箇所の特定や、改善のタイミングでコツコツと改善する業務を求められます。「ここを触ったから一瞬で解決できる」 というものではないため、一つ一つ順を追ってトラブルを解決していく必要があります。そのため、忍耐力のある人が求められるといえるでしょう。
また、ネットワークエンジニアは常に情報のアップデートが求められます。そのため、資格取得の勉強を少しずつ進めたり、関連ニュースをチェックしたり小さな努力を継続できる人が適しています。
突発的な業務にもストレスなく対応できる人
ネットワークエンジニアは、突然のネットワークトラブルに見舞われる機会が多々あります。そのため、ルーティンワークのみを実行したい方は不適切です。一方で、勤務時間中に予想外のことが起きても、淡々と作業できる人はネットワークエンジニアに適しています。
独立を目指している人
ネットワークエンジニアは、正社員として働くイメージが強いため「 独立できるのか」と疑問に思う方もいるでしょう。しかし、 ネットワークエンジニアは独立して、社員よりも高収入を得られる可能性があります。
正社員の場合は、どれだけ働いても会社の範囲内で給与が支払われます。しかし、独立してITコンサルタントとタッグを組むことで、正社員時代の給与よりも稼げる可能性があります。
独立した場合は、スキルや交渉力によって収入が不安定になりますが、雇用された状態でスキルを身につけて最終的には独立することも良いでしょう。
ネットワークエンジニアに向いていない人の特徴
ネットワークエンジニアは、努力次第で高年収を獲得できます。
しかし向いていない人だとすぐ挫折してしまい、「やめとけ」という口コミを発信する側になってしまうでしょう。
そうならないために、ネットワークエンジニアに向いていない人の特徴も紹介しておきます。
- 単調な作業が苦手な人
- 夜間などの急な呼び出しがNGという人
- 初めから高い年収を貰えると考えている人
まず単調な作業が苦手な人は、ネットワークエンジニアの仕事を続けるのは苦痛に感じやすいです。ネットワークエンジニアになりたてのころだと、任せてもらえる作業は単純なルーチンワークに偏りがち。
その結果、多くの場合は単調な作業を毎日行うことになります。自分なりにやりがいを見出して作業に臨む必要があり、思っているより忍耐が求められます。
また、システムのトラブルなどによって、急な作業が入ることが多いネットワークエンジニア。プライベートな時間を誰にも邪魔されたくないという人にとって、ストレスを感じやすい仕事となります。
また初めから高い年収を貰えると考えている人も、期待外れになることが多いため別の道を探すのが賢明です。給与が上がるまでは泥水をすするような生活になることも想定されます。その苦労を乗り越える我慢強さがない人は、ネットワークエンジニアになっても継続できない可能性が高いです。
下記で詳しく解説します。
単調な作業が苦手な人
ネットワークエンジニアの仕事には、 ネットワーク機器の接続や障害の復旧などコツコツと進めていく仕事が多くあります。そのため、単調な仕事が苦手な場合は適していない可能性があります。
ネットワークのトラブルを起こさず安心して機器を活用するためには、ネットワークエンジニアの日々の積み重ねが欠かせません。そのため、単調な作業であっても大きな役割を担っているという気持ちが持てる人がおすすめです。
夜間などの急な呼び出しがNGだという人
ネットワークシステムは、曜日や時間を問わず常に稼働しています。 そのため、保守業務や監視業務を担当する場合は、夜勤や夜間の急な呼び出しがある企業がほとんどです。
そのため「平日のみ働きたい」「安定した時間で働きたい」と考える方にとって不適切でしょう。
初めから高い年収を貰えると考えている人
ネットワークエンジニアは、経験を積んだり資格を取ることで徐々に年収がアップしていきます。そのため、未経験からスタートする人、 事務経験が浅い人は最初は年収が高くありません。
「ネットワークエンジニアは高収入」 というイメージを持っている場合は、少し改める必要があります。ネットワークエンジニアは未経験からでも勤務可能です。しかし、資格を取ったり経験を積むことで役立つ人材になっていきます。 それに伴って、年収がアップしていくイメージを持ちましょう。
自己管理が苦手な人
先述した通り、ネットワークエンジニアの仕事は夜勤があったり緊急の呼び出しがあったりと安定しにくいデメリットがあります。そのため「夜勤で体調を崩してしまう可能性がある」「シフト制によって自己管理ができない」という場合はあまりおすすめできません。
しかし、夜勤は経験するうちに体がだんだん慣れていく人もいます。そのため、持病を持っていたり、よほどの理由がない限りは一度検討してみることも良いでしょう。
ネットワークエンジニアを目指すならスクールがおすすめ
ネットワークエンジニアを目指すのであれば、スクールに通って転職の役に立つ資格を習得するのがいいでしょう。ネットワークエンジニアに関する資格はいくつかありますが、中でも特におすすめなのは『CCNA』の資格です。
CCNAの資格を持っていると、実務経験がまったくない求職者でも、企業から採用されやすくなります。さらに、スクールに通うことで、学習中に感じた不明点をすぐに解消することが可能。
独学よりもスピーディに資格取得のための知識が身につくだけでなく、同じようにネットワークエンジニアを目指す人の存在によってモチベーションの維持にもつながります。
今の仕事を継続しつつ、好きな時間にオンラインで受講できるスクールだと使いやすいでしょう。ネットワークエンジニアの転職を効率的に行うなら、まずはスクールで資格取得をするのがおすすめです。
下記で、おすすめのエンジニア向けスクールを紹介します。
おすすめスクール①テックアカデミー
「学習内容が必要な箇所を網羅してある」と評判のテックアカデミー。学習ボリュームが多く、大変だったという口コミも見られますが、実践でハイレベルの仕事に挑戦できるというメリットもあります。
また、テックアカデミーでは希望すると「メンタリング」という 現役プログラマーの講師から直接アドバイスを受けられます。口コミでは「メンターから Web 業界の裏情報を教わった」「本当に必要なテクニックを教わることができた」など、良い口コミが見られました。
おすすめスクール②プログラマカレッジ
プログラマカレッジは、無料で利用できるスクールです。 無料の場合は、学習内容の質が低い場合が多いですが、プログラマカレッジは学習内容の質の高さも評判です。 運営会社自身がITのため、業界を知り尽くしていることから、適切な学習内容を提供できると言えます。
IT業界は人材不足!IT転職をするなら転職エージェントを使おう
IT業界では人材不足が慢性化していることから、常に各種の求人媒体では人材の募集をしています。
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ネットワークエンジニアの仕事でよくある質問
ネットワークエンジニアの仕事は「やめとけ」といわれることもあるため、不安に思う人もいるでしょう。ただし実際には、ネットワークエンジニアの仕事には良い面も悪い面もあるため、一概にやめたほうがよいとはいえません。
ここではネットワークエンジニアの仕事について特に多い3つの質問とその答えを紹介します。
- ①なぜ「やめとけ」と意見がでるの?
- ②自分がネットワークエンジニアに向いているか知りたい
- ③ホワイトな職場でネットワークエンジニアとして働ける?
ネットワークエンジニアへの転職について、まだ迷いがある人は参考にしてみてください。
①なぜ「やめとけ」と意見がでるの?
ネットワークエンジニアが「やめとけ」といわれるのは、突発的なトラブル対応が多かったり、輪番制で生活リズムが不規則になりやすかったりといった特徴があるためです。また、キャリアアップのための勉強が欠かせないことや、経験が少ないうちは年収が低い傾向があることも「やめとけ」といわれる理由です。
ただし、同じネットワークエンジニアという職種でもポジションによっては高年収を得る可能性もあります。決して悪い面だけではありません。
②自分がネットワークエンジニアに向いているか知りたい
ネットワークエンジニアに向いているのはストレス耐性が高い人です。トラブル対応のための急な呼び出しや不規則な勤務時間など、ネットワークエンジニアの仕事にはストレスがたまる要素が多くあります。
自分なりにストレスを上手に発散する方法を持っている人や、そもそもストレスを感じにくい性格の人はネットワークエンジニアが向いています。また、新しいことを学ぶのが好きで資格のための勉強なども苦にならない人は、ネットワークエンジニアとしてキャリアアップしていけるでしょう。
③ホワイトな職場でネットワークエンジニアとして働ける?
全てのネットワークエンジニアがブラックな働き方をしているわけではありません。同じネットワークエンジニアという職種であっても、仕事の内容や働き方は千差万別です。
たとえば設計や構築、運用といったポジションであれば急な呼び出しや休日出勤は少なく、リモートワークが可能な場合もあります。
また、社員のワークライフバランスを整えることを重視している企業であれば、ネットワークエンジニアであってもホワイトな職場である可能性が高いです。
ネットワークエンジニアはやめとけという声も参考に職を決めよう
ネットワークエンジニアになった場合、悪いことばかりではなく良いこともあると理解していただけたでしょうか。
やめとけ、という口コミだけを鵜呑みにしてネットワークエンジニアを諦めるのはもったいないです。
しかし、リスクがあることもまた事実。
ですので、やめとけというネガティブな意見もしっかり確認しておくのがいいでしょう。それらを確認したうえでネットワークエンジニアになるメリットの方が強いと感じたなら、そのまま突き進んでも問題ありません。
何から始めればいいか分からない、という人は、まず今回紹介した転職エージェントのホームページを覗いてみてください。
ネットワークエンジニアとして成功するための第一歩です。転職を考えているならぜひ利用しましょう。