IT業界において転職はキャリアアップやスキルアップの手段。転職は当たり前のような感覚も見られます。
良い環境を求めて転職を繰り返すのはいいとしても、
転職回数の増加が不利にならないのか疑問に思いませんか?
このような悩みを抱えるエンジニアの方もいるでしょう。 本記事では、
転職が当たり前と言われるIT業界で、転職回数が多くても不利にならない理由を解説。
許容される転職回数の目安や、転職回数が多いときの転職を成功させるポイントについても紹介しています。
転職回数が気になって一歩踏み出せない人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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- エンジニアの転職を後押しするIT業界事情を紹介
- 【年齢別で比較】ITエンジニアの転職回数を表で解説
- ITエンジニアが転職を成功させるためのポイント紹介
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【結論】ITエンジニアは転職を前向きに考えている
IT業界において転職は当たり前なのか?
答えとしては「当たり前とはいかないまでも、多くのエンジニアが転職を前向きに考えている」となります。
転職を繰り返すことがマイナスイメージを生むことは普通の考えです。
書類選考や面接の場において、転職回数の多さが不利に働くことも容易に想像できます。
少なくとも転職は当たり前とは言えないはずです。
にもかかわらずITエンジニアの7割近くが転職について、「積極的に行いたい」「良い条件の仕事が見つかれば考えてもよい」と答えています。
このような状況になっているのはIT業界特有の事情が原因です。
次からはITエンジニアの転職を後押しする業界事情について解説していきます。
ITエンジニアの転職を後押しする業界事情4つ
IT業界には転職を当たり前としてしまう特有の事情が存在します。
ITエンジニアの転職を後押しする業界事情とは次の4つです。
- 習得したスキルを転職先で活かしやすい
- 業界が常に人手不足のため
- ITエンジニア同士での交流が盛ん
- 転職でスキルアップ・キャリアアップする考えが強い
どの項目も一過性でないことに注目です。
それぞれの事情について、くわしく見ていきます。
①習得したスキルを転職先で活かしやすい
ひとつめの事情は「習得したスキルを転職先で活かしやすい」ということです。
プログラム言語や開発環境、チーム内での役割が同じであれば、前の経験を十分に活かすことができます。
また企業側も即戦力を期待して求人を出すため、採用条件に使用可能なプログラム言語や開発ツールを明記することが多いです。
条件が具体的に記載されているため、エンジニア側も向き・不向きを細かく検証できます。
「流用できる技術や経験が多いこと」「求人票に求めるスキルが具体的に書かれていること」
この2つの理由により、習得したスキルを転職先で活かしやすい体制となっているのがIT業界なのです。
②業界が常に人手不足のため
IT業界の将来に渡る人材不足は、経済産業省のデータでも示されています。
2030年には79万人のITエンジニアが不足するという指標で、この先もIT業界の求人が減少する可能性は少ないでしょう。
求人が多いことは求職者の選択肢が豊富なことを表します。
自分の希望通りとなる求人を見つけやすい状況は、転職への意欲を高めることにつながる要因です。
新卒だけでなく中途採用も同様の状況で、ほかの業種よりもチャンスの多い現状が、
ITエンジニアの転職を後押しする理由となっています。
③ITエンジニア同士での交流が盛ん
ITエンジニア同士で交流する機会が多い点も、転職を当たり前としてしまう事情に関与しています。
開発の仕事はプロジェクトを細分化して、それぞれの部門を違うエンジニアが担当することも珍しくありません。
プロジェクトを担う際にできるエンジニア同士のつながりでは、給与や待遇などの情報も入手できます。
エンジニア同士で情報を交換・比較することも可能です。
ほかの会社の給料や待遇を知ることが、転職を決意するきっかけにもなるでしょう。
またITエンジニアとしての能力次第では、転職につながる他社からの打診があることも考えられます。
こういった事例を踏まえるとエンジニア同士での交流が多い点も、間違いなくIT業界の転職を後押ししている点になります。
④転職でスキルアップ・キャリアアップする考えが強い
IT業界は求人が多く、転職でのスキルアップ・キャリアアップするチャンスが豊富です。
確かなスキルを持っていれば、年収アップや上流ポジションを狙うことも十分可能となります。
同じ会社で経験を積むよりも、転職を利用してより上の状況を目指す。
そういった考えが強いのもITエンジニアの特徴です。
転職でのスキルアップ・キャリアアップが可能なのは、IT業界の人材不足ゆえと言えます。
IT業界の人材不足が恒常化している現状では、転職でスキルアップ・キャリアアップを目指す考えがなくなることもないでしょう。
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ITエンジニアでも転職が多すぎると不利になる?
転職を前向きに考えるITエンジニアは多く、IT業界もそういった状況を生み出す事情を抱えていることについて解説しました。
しかしながら転職回数が多いことで、不利になるケースも十分考えられます。
次に示した要因で、マイナスイメージを持たれることもあるので注意が必要です。
- すぐに退職してしまうと警戒される
- 十分なスキルや知識が身についてないと思われる
対策についてはのちに解説いたします。
まずはマイナスイメージを持たれる要因について見ていきましょう。
採用してもすぐに退職してしまうと警戒されるため
転職回数が多いということは、働いていた期間の短さを連想させます。
忍耐力がなく、長続きしないことがうかがえる人を採用しようとする経営者は少ないでしょう。
コミュニケーション能力が求められるエンジニア職だと、人間関係の構築が苦手だと思われることもマイナス要因です。
こういった理由から年齢が若いほど、転職回数の多さがネガティブなイメージにつながりやすくなります。
年齢別で比較した場合の転職回数目安からもわかるのですが、20代で2回以上の転職経験は不利になりやすい傾向です。
転職が当たり前の業界だからといって、考えなしに短期間での転職を繰り返すことは完全な悪手
としか言えないこと理解しておきましょう。
十分なスキルや知識が身についてないと思われるため
転職回数の多さから連想される実務時間の短さは、経験の少なさも印象付けます。
スキルや知識が身についていない場合はそれなりの育成コストがかかるため、
企業側が採用を躊躇するケースも考えられるでしょう。
IT業界はポテンシャル採用を除けばスキル重視の世界。
十分なスキルや知識が身についてないと思われるのは、明らかにマイナスイメージです。
例外として大きなプロジェクトの開発経験や、業務にプラスとなる資格を保持していれば、
実務時間が少なくても採用の可能性はあります。
【年齢別で比較】ITエンジニアにおける転職回数の目安は?
転職が当たり前と言われかねない状況のIT業界。
転職回数の多い・少ないを判断するラインはどの位置にあるのでしょうか?
ここではITエンジニアの転職回数を年齢別の表で比較、どの程度から転職回数が多いと言われるのかを
探っていきます。
転職経験なし | 1回 | 2回 | 3回以上 | |
---|---|---|---|---|
20代(117) | 76.1% | 18.8% | 2% | 4% |
30代(218) | 45.4% | 23.9% | 17.9% | 12.8% |
40代(93) | 41.9% | 18.3% | 18.3% | 21.5% |
50代(81) | 44.4% | 23.5% | 17.3% | 14.8% |
全体(509) | 51.7% | 21.6% | 14.1% | 12.6% |
上の表は独立行政法人IPA(情報処理推進機構)のサイトに掲載されている「IT人材白書2017」を
参考にまとめたものです。
この表から分かることは転職回数限界ライン。
20代での割合が一桁となる2回以上は、転職が当たり前と言われるIT業界でもリスクが大きくなる回数です。
30代では割合がもっとも低くなる手前の、転職回数2回が許容ライン。
40代では3回以上の割合も高いことから、転職回数3回までがあまり影響のない範囲と言えます。
全体数からわかるのは、2人にひとりが転職を経験していること。
このことからもITエンジニアが転職を前向きに考えている現状が見えます。
ITエンジニアに限らず転職回数は増加傾向
株式会社マイナビが行った「転職動向調査2022年版」でも転職回数の増加傾向が見られます。
調査は2021年に転職した正社員を対象にして行われており、転職率の推移や転職後の企業規模について
まとめられたデータです。
この中に2018年からの転職回数変化について記載があり、それによると
転職回数1回の割合は年々減少、逆に転職回数2~3回の割合が増加傾向となっています。
社会全体で見て、転職が当たり前となる時代が近づいているのかもしれません。
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転職回数の多いITエンジニアが転職を成功させるためのポイント3選
転職回数の多いITエンジニアが次の転職を成功させるために、押さえておくべきポイントを紹介します。
ポイントの内容は次に示した3つです。
- ITエンジニアとしての知識やスキルをアピールする
- 採用担当も納得のいく理由を用意する
- 転職エージェントを積極的に利用する
前の項目で解説した、転職回数の多さから持たれるマイナスイメージを払拭するための対策でもあります。
ポイント①ITエンジニアとしての知識やスキルをアピールする
まず押さえておきたいのは、応募書類や面接でITエンジニアとしての知識やスキルをアピールすることです。
何度も言いますがIT業界の基本となる採用基準はスキル重視、人材不足だからこそ
即戦力となるITエンジニアを求めます。
転職が当たり前となっている人物でも、確かなスキルと経験があれば採用される可能性もゼロではありません。
別にパーフェクトな人材である必要はないのです。
求人票に書かれている条件に合致している能力を有している、その点のアピールができれば問題ないでしょう。
開発経験がありすぐさま実務可能な案件であれば、スキルに自信がなくても応募してみるべきです。
ITエンジニアとして培ってきたスキルと知識、これまでの経験を最大限アピールしましょう。
ポイント②採用担当も納得のいく理由を用意する
転職回数の多さを気にさせない、採用担当が納得のいく理由を用意しておきましょう。
転職回数の多さから持たれるマイナスイメージは、早期退職のリスクとスキルの少なさです。
スキル面については、これまでの経験や保持資格で懸念を払拭することができます。
もう一方のマイナスイメージとなる早期退職のリスクを覆すために、採用側が納得する理由が必要なのです。
ここでの理由とは転職回数が多い理由ではありません。なぜこの会社の求人に応募したのかという理由です。
応募した会社でどういう働きができるのか?その働きをもとに、どういった貢献ができるのか?について説明しましょう。
年収アップできるから、働く環境が良いから、といった内容はNGです。
企業、さらには社会に貢献できることを前面に出せば、転職回数の多さもカバーできます。
ポイント③転職エージェントを積極的に利用する
押さえておきたいポイントの最後は、転職エージェントを積極的に利用するということです。
特に転職が当たり前と言われるIT業界に強い転職エージェントを利用しましょう。
マイナビIT AGENTやレバテックキャリアなどがおすすめとなります。
転職エージェントを使う利点はいくつかありますが、転職回数の多いITエンジニアにとって強力な
サポートとなるのがミスマッチの回避や応募書類・面接サポートの2点です。
企業の求める人材と自身が持っているスキルとのマッチング、転職回数の多さを気にさせないアピールが組み込まれた応募書類と面接など、
プロにサポートしてもらう効果はかなり大きくなります。
そのほかのメリットとして、非公開求人や独占求人に応募できることも忘れてはいけません。
転職エージェントを積極的に利用することが、転職成功への鍵となります。
【まとめ】IT業界は転職が当たり前?多くても不利にならない理由と転職の考え方を解説
IT業界では転職が当たり前とまではいかないまでも、転職回数の多さが不利になるケースは少ないです。
スキルや経験が活かしやすいことや、業界での人材不足などが転職を当たり前としてしまう状況を
生み出しています。
ただし転職回数が多いことから、早期退職やスキルの未熟さを疑われる可能性もゼロではありません。
この記事で紹介した転職回数が多いITエンジニアが転職を成功させるためのポイント3つを理解しておけば、
稀に発生する転職回数の不利をはねのけることができるでしょう。
IT業界においての転職は、キャリアアップやスキルアップするための有効な手段です。
チャンスがあれば恐れずに挑戦してみてください。
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